そうか、そうなのか

同時ダウンロードユーザーが増えると、3G携帯の場合は速度が落ちるのに、PHSの場合はなぜスピードが落ちないのか。その理由は、1基地局あたりのカバーエリアの違いにある。 携帯電話は1基地局が半径600メートル程度の円をカバーしており、3つ程度の「セクタ」と呼ばれるエリアに分割されている。KDDIがEV-DO通信方式でうたっている“2.4Mbps”という通信速度は、1セクタあたりの速度であり、複数人が同じセクタ内で利用した場合、2.4Mbpsをそれらの人数でシェアする。10人が同時にダウンロードを行った場合、単純計算で1人あたり240Kbpsが割り当てられることになる。 対するPHSは、マイクロセルと呼ばれる小さな面積をカバーする基地局を設置する。さらに、DCA(Dynamic Channel Assignment)と呼ばれる仕組みにより、複数の基地局を重ね合わせて設置することも容易になっている。結果、1基地局あたりのユーザー数は、3G携帯に比べてはるかに小さく、同時ダウンロードユーザー数が増えても安定した通信速度が実現できる。

そうか、やっぱりそうなのか。
つまり、3G携帯によるデータ通信は「人の少ないけどなんとか電波の通じる地域」は良いけど、そうでないと遅い、と。
がんばれ、DDIポケット(もうすぐWILLCOM)!!